重点募集中の職種:サステナブルシステムに関する技術の研究開発

  • 自然由来のエネルギーや材料を活用した
    CO₂を吸収・固定する技術を実現

    自然界に存在する生物の機能を拡張する分子生物学や高効率の半導体・触媒を実現する電気化学を用いて、大気中及び海洋中のCO₂を吸収・固定する技術、土壌微生物の活動を制御することによって、土壌から大気へのCO₂排出を制御する技術を開発。また、レーザや自然界と調和する材料を応用した環境負荷軽減技術の研究開発を推進しています。

サステナブルシステムに関する技術のポイントは?

環境負荷ゼロに貢献する新技術の基盤研究とシステム開発

■電気化学を活用した人工光合成により、大気中のCO₂を他の物質に変換する技術の研究開発(基盤研究~応用研究・システム開発)

■ゲノム編集等を活用して藻類・植物の光合成能力を高め、大気中及び海洋中のCO₂を吸収・固定する技術に関する研究開発(基盤研究~製品開発)

■土壌構造・組成と土壌微生物の活動を制御することにより、土壌から大気中へのCO₂排出を制御する技術に関する研究開発(基盤研究~製品開発)

■レーザや自然調和型材料を応用した環境負荷削減システムの開発(基本設計~システム開発)

募集要項

Mission

業務内容

候補者のキャリア・専門性に応じて、次のいずれか(場合によっては複数)を担当していただきます。

  • 生物学実験やバイオインフォマティクスなどのスキルを活かし、ゲノム編集技術などを用いて植物・藻類のCO₂変換能力を最大化する基盤研究のマネジメントを実施
  • 農畜水産業の生産時にCO₂排出対策を含めた環境負荷低減するシステム開発におけるシステム設計、開発(パートナー選定含む)、検証業務を担当(システム開発の実務者)
  • 藻類・植物・土壌微生物の機能拡張・最適化によるCO₂固定・排出制御技術の基盤研究(課題設定、手法提案、検証など、研究の実務者)を担当
  • 材料(半導体デバイスや触媒など)や光工学に関する知識を活用し、CO₂変換技術やレーザ技術の応用システム開発のプロジェクトマネジメントを実施
Ability Knowledge

必要とする知識・スキル・能力・経験

以下のいずれか一つ

  • 植物(特に光合成)に関する研究の知識と経験
  • 農業、水産業、畜産業のシステム化に関する知識と経験
  • 光工学に関する専門知識とレーザを活用したシステムの設計や開発経験
  • 機械学習やコンピュータシミュレーションを活用して課題の解決方法を解析的に探索できるスキル

〈あると望ましい知識・スキル・能力・経験〉

  • 環境問題に関する基礎知識
  • 生化学、遺伝学、生態学に関する基礎知識
  • 生物系の基礎実験知識(遺伝子組換え、形質転換体、リアルタイムPCRなど)
Person

求める人材像

  • 環境分野に対する関心があり、環境課題の解決に意欲のある方
  • 幅広い分野のパートナーと協調しながら、既存技術の限界の打破をめざす意欲のある方
  • 社内外を問わず円滑なコミュニケーション、調整の図れる方

勤務地

武蔵野研究開発センタ(東京都武蔵野市緑町3-9-11)

メッセージ

サステナブルシステムグループは、地球環境の再生と持続可能かつ包摂的な社会の実現に資する革新的技術の創出をめざし、光合成によってCO₂を固定する技術や、レーザを応用して、建材や廃棄物の環境負荷をできる限り小さくする技術などの研究開発に取り組んでいます。より良い未来を創造するための革新的な技術の研究開発に、チャレンジしていただける方を広く募集しております。

グループリーダからのメッセージ

情報通信産業の発展と持続可能な社会への貢献の両立に向けて

地球環境問題は、人類の持続可能な反映に欠かせない国際社会共通の課題ですが、目標達成に向けての具体的なアクションは、各企業や私たち自身の活動に直結しています。そのため、サステナブルシステムグループでは、情報通信産業の発展と持続可能な社会への貢献を両立する研究開発テーマに取り組んでいます。地球環境問題は、1つの技術や1つの取り組みで解決できる問題はなく、効果的な手法をいくつも組み合わせて解決していかなければならない複雑な問題と考えております。上記を両立できる技術を1つでも多く、実用化に導ければと思っております。ぜひ、一緒に頑張りましょう。

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