デジタルツインにより自然環境・経済・社会が共存共栄する世界を実現
共存共栄する世界の実現に向け、自然環境、経済活動、社会活動を含めたデジタルツインとそれを評価する新指標の研究開発を推進しています。
■自然環境や経済分野の専門家が開発したさまざまなシミュレータを連携させ、複雑系事象をより精緻に再現し、経済や社会における意思決定が自然環境の未来へどのような変化を及ぼすかを予測します。また、異分野モデル間の連携に必要な自動化、効率化処理技術にも取り組みます。
■自然環境や経済、社会を包括的にとらえ、経済的な豊かさにとどまらず、自然環境や資源の豊かさや、人間の健康や教育の豊かさまで含めた、自然・人・物の豊かさを全体的に評価する指標を、予測評価へ適用します。また、特定地域における経済や社会活動が自然環境へ及ぼす変化を、新指標で評価し、よりよい意思決定の選択肢を提示します。
1異分野モデル連携に関する研究開発
①異分野モデル連携:環境や経済等の異なる分野のシミュレータを連携させ、大規模時系列データの管理、連携・分析基盤構築、および、連携処理の方式検討、地球科学や経済活動に関する分析、社会実装を行う。
②自動化、効率化:データ形式や処理稼働量が異なるモデルを連携可能とするため、機械学習技術などを活用した自動化、効率化に関する方式検討、実証試験、実装を行う。
〈あると望ましい知識・スキル・能力・経験〉
2新指標モデル適応に関する研究開発
①新指標の既存モデル適応検討:自然環境や資源の豊かさや社会の豊かさまで含めた、自然・人・物の豊かさを全体的に評価する指標の調査、評価手法への適用を行う。
②特定地域での新規モデル検討:新指標を適用した特定地域や産業分野におけるシミュレータの構築、時系列データの管理・分析、および、新指標適応の方式検討、社会実装を行う。
〈あると望ましい知識・スキル・能力・経験〉
武蔵野研究開発センタ(東京都武蔵野市緑町3-9-11)
NTT宇宙環境エネルギー研究所は2020年7月に発足した研究所で、宇宙・地球規模の広いスケールを研究範囲とするまったく新しい研究所です。新規研究に対し、夢と情熱を持ち、積極的にチャレンジし、一緒に頑張っていただける人材を求めています。
現在所属する我々も未知の領域ですので、一緒に成長していける方のご応募をお待ちしています。
その他の募集要項やご不明点がありましたら採用ページをご覧ください。