宇宙太陽光発電技術

宇宙太陽光発電技術

宇宙空間で集めた太陽エネルギーをレーザ等で地上に伝送する技術

研究紹介

宇宙太陽光発電技術は、上空3万6000kmの静止衛星で太陽光から得られたエネルギーを昼夜問わず地上にレーザ光やマイクロ波で送り届け、地上で電力や水素などのエネルギーに変換して利用する技術です。

NTTでは持続可能な社会の実現をめざし、クリーンで環境に負荷を与えないエネルギーの創出に取り組んでいます。
宇宙太陽光発電技術として具体的には、太陽光をレーザに高効率で変換する技術、回折や大気擾乱によるビームの拡がりや揺らぎを抑えてビームを地上に伝送する技術、高強度のビームを高効率で電力等に変換する技術の研究を進めています。

宇宙からのエネルギー伝送に留まらず、ドローンや自動車など移動する機器への給電や、マイクログリッドにおける配電システムとして、さらには離島や災害時における避難所への給電など、さまざまな展開が期待されています。

宇宙太陽光発電技術

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あくなきチャレンジ

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