ライフスタイル

私たちは研究者の一人ひとりが、斬新で自由な発想を生み、最高のパフォーマンスを発揮できる環境をつくりだすための努力を惜しみません。業務の進め方や時間を自ら決められる裁量労働制や「リモートスタンダード*」による在宅勤務をはじめ、多様な勤務制度があなたを待っています。


*参考:リモートワークを基本とする新たな働き方の導入について

多様な人材の活躍を支える制度や、効率的な働き方を推進する制度にはどのようなものがありますか?

多様な人材が共存し、社員一人ひとりがそれぞれの能力を発揮し、活躍できる環境づくりのため、人種・国籍・宗教・信条・文化・出身地・障がいの有無・性別・性的指向・性自認などの属性に関わらず、多様なライフスタイルをサポートしています。

インタビュー 研究開発を支えるライフスタイル

      


人材と働き方の多様性こそイノベーション創出のカギ


張 暁曦

レジリエント環境適応研究プロジェクト補佐(兼)ESG経営科学技術グループ主任研究員
2009年入社

張暁曦氏は、STEM分野(Science=科学、Technology=技術、Engineering=工学、Mathematics=数学、の頭文字)をはじめとした国際的な社会課題である「ダイバーシティの推進」や「インクルーシブな環境づくり」に取組む研究者です。
国際人として、女性として、母として活躍する張氏に、NTT研究開発の環境についてうかがいました。



張 暁曦 レジリエント環境適応研究プロジェクト補佐(兼)ESG経営科学技術グループ主任研究員 2009年入社

育児休暇は最大3年。子育てをしながら研究できる制度が充実

私は現在、レジリエント環境適応研究プロジェクト補佐を務めながら、一研究者としてESG経営科学技術の研究開発にも取組んでいます。補佐の業務では、プロジェクトの研究推進やマネジメント、若手社員の研究指導などを担っています。また、自身の研究ではAIや高度なコンピューターの力を利用した人間社会・環境影響の未来予測技術を研究して、企業のESG経営に関する中長期的な戦略立案の役に立ちたいと考えています。研究を通じて、未来のさまざまな変化にしなやか(プロアクティブ)に対応できる社会の実現への貢献をめざしています。

NTT研究開発の子育てに関する制度で象徴的なものは、育児休暇が最大3年間まで自由に取得可能だということです。復帰後も、最長で子どもが小学校3年生になるまでは「短時間勤務制度」を利用し、都合に合わせて短時間で勤務を続けられるため、あんしんして研究できます。

また2022年の7月からは、NTTグループに「リモートスタンダード」が導入されています。フレキシブルに在宅勤務ができる制度で、子育てがさらに進めやすくなりました。保育園の送迎など、子どもの予定に合わせて仕事をフレキシブルに中断・再開できることが魅力です。

時として子育てと部下の育成には通ずるところがあり、ライフでの経験を業務に還元できていると感じています。

ダイバーシティが最新の研究開発を支える

ESG経営科学技術では「環境」「社会」「ガバナンス」にまたがる研究テーマに取組んでいます。研究では、個の違いがアウトプットの違いに直結するため、研究開発にかかわる人々のなかにジェンダーはもちろん、国際性に富んだダイバーシティがあった方が、よりよい研究につながります。

NTT宇宙環境エネルギー研究所の女性の比率は年々増えており、現在は3割程度です。今後は、私自身が若い女性研究者のロールモデルとして成果を残す必要があると考えています。また、自分の生まれ育った国から離れて暮らす外国人研究者があんしんして研究できるように、外国籍社員が情報交換するためのコミュニティの運営も進めています。

女性として母として、そして外国籍を持つ研究者として「ライフ」を大切にしつつ、キャリアも大切にできる環境が整っています。そして、ワークインライフの共在が研究にとって重要なことだと実感できます。それがNTT研究開発の現場です。

       

~ NTTグループサステナビリティ憲章 ~

NTTグループは持続可能な社会の実現に向けて、人、モノ、テクノロジーを含めたあらゆる存在との繋がりの中で支えられる「Self as We」という考え方を基本に据え、持続可能な社会に向けて「NTTグループサステナビリティ憲章」を制定しています。
「NTTグループサステナビリティ憲章」で設定する3つのテーマのうちの一つが「Well-beingの最大化」です。そして本ページで取り上げている「ダイバーシティ」は、この「Well-beingの最大化」テーマ達成のための主要なチャレンジの一つでもあります。
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3つの理念

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