NTT R&DおよびNTTグループの研究、開発、ビジネス展開に関する
世界最先端の技術をご紹介いたします。
NTT R&Dで取り組む幅広い、世界最先端の研究内容について、ネットワーク、UI/UX、サステナビリティ、セキュリティ、バイオ/メディカル、量子、の各カテゴリにてご紹介いたします。
快適な生活を支えるNWの高速化,高度化に関わる研究
近年、社会インフラとして通信サービスの重要性が高まっており、大規模システム故障発生時には通信サービスへの影響の最小化と早期復旧が重要です。的確かつ迅速な状況把握を一体的に支援するために、「自己進化型故障イベント分析技術(Konan)」と「ネットワークリソース管理技術(NOIM)」の連携により、ネットワークレイヤを跨いで故障箇所を推定し、サービスへの波及影響を速やかに算出する手法についてご紹介します。
新しい体験を提供するための人間の五感拡張等に関わる研究
一人ひとりに最適な「パーソナライズドサウンドゾーン(PSZ)」の実現をめざし、世界で唯一、音速を超える超低遅延音響処理により、現実の音を先回りして耳元で音を再生することで、現実の音の聴こえをリッチにする「サウンドサイリアル」をご紹介します。さらに、耳を塞がない個人向けのウェアラブル型および空間を制御可能なドーム型の騒音低減や、個人ごとの頭部動作に適応した音響XR、必要音検知のデモを通し、PSZのさらなる進化と可能性をご体験いただけます。
持続的な地球環境を実現する為の環境負荷軽減,ウェルビーイング研究
NTTは、集団としてうまくいっている状態・あり方を示すコンセプト「Social Well-being」を提唱してきました。「Social Well-being」の実現のためには、各個人がWell-beingであると共に、集団としてもうまくいっていることが重要です。本展示では、“個人と集団”ד主観と客観”の面からWell-beingを計測する技術として、社会心理学と教育心理学の知見を融合したモデルや尺度による主観測定と、普段やりとりされているテキスト・画像など客観測定について、さまざまなシーンのユースケースを紹介します。
安心,安全なデジタル社会実現の為のセキュリティ基盤に関わる研究
通貨や有価証券などの価値をデジタル空間で取引しようとした時、従来技術では、履歴・残高を記録する台帳が必要であり、障害への耐性や設備コストに課題があります。
デジタル通貨プロトコルは、電子署名を応用することで、台帳なしに利用者間のみで安心・安全に決済することを可能にする技術です。
展示ブースでは、スマートフォンでの決済デモをご覧いただけるとともに、本技術で実現できる様々なユースケースをご紹介いたします。
心と体の健康を保つための医療、運動科学、脳科学に関わる研究
電波を用いて針を用いずに皮膚の間質液中に含まれるグルコース値の変化をモニタする技術です。日内のグルコース値の変化を可視化し、血糖値の急激な上昇を防ぐための適切な食事、運動習慣の発見をサポートするようなサービスの創出をめざしています。展示ブースでは研究開発中の腕時計サイズのデバイスの動態展示を用意しています。
革新的計算機,通信,センシング等を実現する量子情報科学に関わる研究
大規模演算可能な光量子コンピュータの実現に向けて、光デバイス技術を中心に研究開発を進めています。
NTTのデバイス技術によって、光量子コンピュータには欠かせない、高い量子ノイズ圧縮と広帯域性を両立する量子光源や高速量子状態検出技術を世界で初めて実現しました。
さらに、NTTのデバイス技術を用いた光量子コンピュータの実機を理化学研究所に構築しています。
展示ブースでは、光デバイスのデモのほか、光量子コンピュータの実機についてもご紹介いたします。
NTT R&DおよびNTTグループ会社で取り組むIOWN(APN/PEC/DCI)、生成AI、宇宙に関わる最先端の研究から実用化事例を紹介いたします。
IOWN1.0の進捗及びIOWN2.0に向けた取り組みの最新情報をご紹介します。
リモート映像制作の環境をNTT武蔵野R&Dセンタに構築しました。実放送局による生番組の本格的な映像制作を見ていただくだけでなく体験いただけます!従来、撮影現場には中継車などの制作機材の持ち込みが必要でしたが、制作拠点と撮影現場をAPNで接続することで、現場にはカメラと撮影スタッフを派遣し、制作作業はリモートで行うことができます。APNの新たなユースケースとして映像プロダクション分野への適応を、体験型デモを通してご紹介させていただきます。
日本と台湾を結ぶ世界初の国際間APNを用いたリアルタイムなデータリプレプリケーション技術をご紹介します。約3,000kmの長距離を片道17msecの低遅延で結ぶAPNを用いた超高速なデータ転送により、データロスの少ないディザスタリカバリが可能になりました。本ブースでは実機によるデモやユースケースをご覧いただくことができます。
日本と台湾を結ぶ世界初の国際間APNを活用したメタバース空間をご紹介します。本ブースでは、会場からVRゴーグルを使ってメタバースにアクセスし台湾にいる参加者と同時通訳を交えた会話をお楽しみ頂けます。大容量かつ低遅延なAPNによって可能となった高速クラウドレンダリングを用いて実現される国境と言語を超えたコミュニケーションの未来を体感してください。
大容量かつ低遅延なAPNを用いてデータセンター間を結ぶことで、遠隔地にある複数のデータセンターをあたかも単一のデータセンターのように扱うことが可能です。このアプローチは都心部の用地不足や再生エネルギー活用といった課題を解決するものとして注目されています。本ブースでは、国内および海外における取組、更なるエネルギー効率化に向けた最適化制御技術、通信への応用について映像を用いて解説します。
IOWNを具現化するためのキー技術である光電融合技術を実装したDCI(Data Centric Infrastructure:データセントリック基盤)の実機を展示させていただきます。さらにDCIに含まれる技術の1つであり、今年2月に発表させていただいた電力消費最大60%削減を実現した「RDMA over APN」の実証実験結果についてもご紹介させていただきます。これらの展示によりDCIの現在地をご紹介させていただきます。
APN step3で可能となるリアルタイム映像処理技術をご紹介します。ビジネスツールとしても注目度が高まるライブ映像配信において、AI処理等を用いたリッチコンテンツの実現には、専用装置や専門スタッフの配備が伴います。本ブースでは、網内に実装された映像処理機能と撮影拠点とを大容量・低遅延のAPNで接続することで、簡易な設備で高品質な映像を配信する様子をデモンストレーションします。
tsuzumiの最新バージョンに加え、生成AIに関する研究開発や活用事例をご紹介します。
NTT研究所では、大規模言語モデルtsuzumiに高度な読解力・表現力を持たせ、人に代わって難しいタスクを迅速に解決することを目指しています。特に視覚読解技術について、画像やUIを視覚的に理解し、自然な対話を通じて作業を遂行する機能の開発に取り組んでいます。展示ブースでは、ECサイトでの購入手続き、申請業務などの視覚読解技術を必要とするビジネス上のユースケースの実例を展示し、新しいtsuzumiをご体感いただきます。
NTT研究所では、お客様により良いネットワーク・サービスを提供するためのオペレーション高度化に取り組んでおり、複雑未知の故障に自律的に対応可能なゼロタッチオペレーションの実現を目指しています。この実現に必要なNetwork-AI技術群の研究開発では、特に現在注目されている大規模言語モデル(LLM)等の生成AIの適用が重要と考えています。本展示では、オペレーション高度化に向けた全体コンセプトと生成AIに関連する要素技術を説明します。
LLMを活用してロボットが周囲の状況を適切に把握し、自発的にタスクを生成し行動する技術です。競合他社のロボットでは、人間が補助し具体的な指示(例:リンゴをお皿に載せて)が必要でしたが、本技術では与えた役割や能力、センサ情報に基づいてロボットが自発的に行動します。高齢者などの生活援助やモニタリングなど、サービス業での活用が期待されています。
展示ブースでは実際にサービスを行うデモをご覧いただけます。
AIコンステレーションにおけるAI同士の議論によって、単一LLMに対する優位性を動態デモで確認いただけるとともに、具体的なユースケース例としてAI同士の議論を市民同士の議論に活用した事例をご紹介いたします。また、AIコンステレーションの将来像として、複雑な未来社会の問題を解決している様子をインスタレーションとして展示いたします。
「Cycle-Ops」は人とAIの効果的な分担・協調を軸とするアプローチによって、脅威の特定から防御、検知、対応、復旧に至るサイバーセキュリティ活動を進化させます。展示ブースでは、外部の最新セキュリティ脅威、および利用者の意図や組織内部の状況を把握し、NTT独自のセキュリティ知見を備えたLLMの活用により、多様なビジネスユーザに展開できるセキュリティレポート生成技術を紹介します。
また、セキュリティ調査活動をはじめとした各活動を支援するデモをご用意しております。
NTTグループ各社等の立ち上げた宇宙ビジネスブランド「NTT C89」の元取り組むビジネス、研究開発の事例をご紹介します。
NTT R&DおよびNTTグループ会社技術の実用化事例についてご紹介いたします。
アプリケーション、DXに資する技術
セキュリティ、プライバシー保護に関わる技術
NW、ミドルウェアなどの基盤に関わる技術