NTTが保有するマンホールは全国に約68万箇所あり、マンホールをつなぐ地下管路は総延長約62万kmに及びます。
通信ケーブルを収容するマンホールや管路などの地下設備は、社会インフラである通信ネットワークを支える重要な設備です。安定した通信サービスを提供し続けるためには、これらの地下設備を安全かつ適切に維持・運用していくことが欠かせません。
特にマンホールは道路上に設置されるため、日常的に車両通行による荷重を受けます。そのため、マンホール鉄蓋およびその周辺部(以下、マンホール鉄蓋等)の長期的な信頼性を確保し、車両事故などを未然に防ぐためには、実際の道路環境を想定した十分な検証が必要です。


NTTアクセスサービスシステム研究所では、地下設備の安全性を検証するため、「輪荷重試験機」を構築しています。
本設備では、大型トレーラー等に相当する荷重を加えたタイヤをマンホール鉄蓋上で繰り返し走行させることで実際の道路環境に近い条件を再現できます。これにより、車両の繰り返し走行がマンホール鉄蓋に及ぼす影響を検証することができます。
本輪荷重試験機は、最大4つのマンホール鉄蓋の長期信頼性を同時に検証できるため、月単位で必要となる検証期間の短縮が可能です。


新たなマンホール鉄蓋の開発に際し、車両走行の影響によるマンホール鉄蓋の摩耗・劣化・がたつきの発生の程度や有無を確認する安全性評価・耐久性評価試験に活用しています。
輪荷重試験機を活用し、通信インフラを支える、より安心・安全な地下設備の実現を目指していきます。
この「輪荷重試験機」で僕も試験を受けたんだ!
そうなんだ、マンホール鉄蓋などの地下設備はこの試験をクリアしているんだね!
グッドデザイン賞を受賞したテーパダイア型鉄蓋の試験でも使用された試験機になるんだよ。
車のタイヤによる摩耗や振動に耐えられる安全な設備の確認をしているんだね!