6G/IOWN時代のネットワークアーキテクチャ:インクルーシブコアの研究開発

NTTネットワークサービスシステム研究所では、インクルーシブコアアーキテクチャの研究開発に取り組んでいます。

6GやIOWNの時代においては、「サイバー空間」と「物理空間」、「コンピューティング」と「ネットワーク」、「アナログ」と「デジタル」、「移動通信」と「固定通信」など、通信サービスそのものまたは環境変化として4つの多面的な『融合と協調』が進むことが想定されます。
この多面的な融合と協調の進行により、5G以前のネットワークを利用する通信サービスにおいて分断されてしまっていた、端末/デバイス・ネットワーク・アプリケーションの情報処理や情報流通をエンドツーエンドかつシームレスに連携させる必要性が高まります。
特に、近年期待が高まっているCPS(Cyber-Physical Systems)AI統合型コミュニケーションのサービスでは、利用環境(サイバー空間および実空間)や端末・場所の制約や機能の制約を超えて実現することが求められています。
NTTネットワークサービスシステム研究所ではこの融合と協調を実現するための基幹となる6G/IOWN時代のネットワークアーキテクチャ【インクルーシブコア】について、アーキテクチャの策定、標準化、技術開発を含む研究開発に取り組んでいます。

本ページでは、インクルーシブコアに関連した取組についてご紹介し共同で研究開発、技術評価を行うパートナにむけた情報発信を目的としています。掲載する情報は、随時更新予定です。

●ホワイトペーパ第一版[htmlPDF] (2023年7月20日公開)
●ホワイトペーパ第二版[htmlPDF] (2023年10月26日公開)

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インクルーシブコアアーキテクチャのコンセプト