NTTアクセスサービスシステム研究所
ホーム  >  ANSL R&D Times  >  バックナンバー  >  第116号(2020_08)  >  4  >  快適な無線LANネットワークを効率的に提供します
ANSL R&D Times

快適な無線LANネットワークを効率的に提供します

大容量多端末無線LAN制御技術

ユーザの利用環境に応じて快適な無線LANネットワークを効率的に提供する大容量多端末無線LAN制御技術をご紹介します。

背景

無線LANデバイスや利用シーンの多様化により、様々な利用環境において快適に利用可能な無線LANネットワークへのニーズが高まり、ユーザの利用環境に応じて快適な無線LANネットワークを効率的に提供することが求められています。


図1 大容量多端末無線LAN制御技術の概要

概要

図1に示すように、大容量多端末無線LAN制御技術は、無線動的制御技術、無線保守監視技術の2つにより構成され、ネットワーク上のサーバにソフトウェアとして実装される「制御エンジン」と、対応する「無線LANIEEE 802.11)基地局(AP)」や「無線LANコントローラ」との組合せにより動作します。

 

①無線動的制御技術:以下の2つの要素技術により、ユーザの利用環境に応じて無線LANを最適制御します。

  • (a)AP無線制御:各APが運用する周波数帯(920MHz、2.4GHz、5GHz)の制御、および無線パラメータの制御を行います。
  • (b)端末接続制御:端末の無線接続先となるAP・周波数の制御を行います。

 

②無線保守監視技術:以下の2つの要素技術により、無線LANネットワークの効率的な運用を支援します。

  • (c)無線環境診断:複数AP・周波数で収集した情報に基づく無線LANのヘルスチェック(問題検知)を行います。
  • (d)支援・レコメンド:検知された問題に対して保守者が原因特定分析を行う際の支援、および推奨対処法の提示を行います。
今後の予定
2020年度にトライアルを行い、ビジネス用無線LANや大規模無線LANなどのユースケースへの展開を目指します。
担当者
無線アクセスプロジェクト 次世代大容量無線グループ
守山 貴庸(グループリーダ・主幹研究員)
佐々木 元晴(主任研究員)
中平 俊朗(研究主任)
カテゴリートップ
TOP
次
1. 無線動的制御技術