更新情報

2022/10/03 ビル内の混雑状況などを予測した自律的かつ効率的な「ロボットによるフードデリバリ」の実証実験開始について~アーバンネット名古屋ネクスタビルで実施、オフィスワーカーの新しい価値体験・飲食店の販売機会創出などを検証~
2022/08/26 デジタル庁から「デジタルツイン構築に関する調査研究」を受託
2022/07/21 異種ロボット間の地図シェアリングの実現に向けた共同研究を開始
-労働力不足を解消する多様なロボットと共生する社会の実現へ-
2021/11/29 街づくりDTC 「空調制御最適化」システムの開発について
2021/11/01 少量学習によるフィードフォワード型のAI空調制御により、省エネと快適環境の両立を実証
~短期間データでも快適性予測を可能とし、JR新宿ミライナタワーの実環境での有効性を実証~
2021/10/26 建物単位、道路単位でリアルタイムでの人流分析・予測を実現
~飲食店・スーパーは来店予測で仕込み量を調整しフードロスの削減を可能に~
2021/09/30 人々の生活がより豊かになる技術の価値検証をパートナーと実施する「ライフスタイル共創ラボ」を開始
2021/09/06 品川エリアにおける「パーソナライズサービス(おもてなし)」実証実験の開始について
~人の行動予測、嗜好分析技術等の活用により、パーソナライズサービス向上をめざす~
2021/08/19 車いす利用者等の移動制約者のためのバリアフリールート案内Webアプリ「Japan Walk Guide」を開発
~のべ約1,900名のボランティアによる、総距離約700kmのバリアフリー地図~

精緻な未来予想を可能とする4Dデジタル基盤®

近年、ICTのめざましい発展により、膨大なIoTデータの収集や分析が可能となりつつあります。これに伴い、政府やさまざまな企業が、Society5.0等で提唱されるようなサイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムの実現をめざして研究開発に取り組んでいます。

しかし、サイバー・フィジカルの融合において、既に統計化されているデータや、位置・時刻の情報にズレがあるデータ同士を掛け合わせても、実世界の現象把握・そこからの未来予測の精度が高まらないケースもあります。このような課題の解決に向け、緯度・経度・高度・時刻の4次元の情報を可能な限り精緻に、リアルタイムに把握し、そこから社会実装に資する未来予測を実現できる基盤をめざし、4Dデジタル基盤®の研究開発に着手します。

実世界の途切れることのない一瞬一瞬を、正確にサイバー空間上に表現し、データの融合・未来予測をすることで、社会課題の解決や新たな価値創造をめざします。

4Dデジタル基盤®がつくりだす未来

4Dデジタル基盤®は、高精度で豊富な意味情報を持つ「高度地理空間情報データベース」上に、高精度な位置・時刻を持つセンシングデータをリアルタイムに統合し、高速に分析処理・未来予測を行います。

本基盤と多様なIoTデータを組み合わせることで、道路交通の整流化、都市アセットの最適活用、社会インフラ維持管理等、様々な領域で活用可能性があると考えています。

暮らしを支える産業横断の基盤として、またNTTグループのIOWN構想における「デジタルツインコンピューティング(DTC)」を支える基盤として、NTT研究所の技術とNTTグループのノウハウ・アセットを活用し、2021年度からの機能の順次実用化と、機能拡充をめざしています。

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