更新日:2019/05/01

    ICT/ネットワークリソース・サービス連携技術
    NTTネットワークサービスシステム研究所

    NTT技術ジャーナル2019年5月号:特集「将来のデジタル社会を支えるネットワークの変革─オペレーション編─」より

    西尾 学(にしお まなぶ)/ 高橋 真由美(たかはし まゆみ)/ 高橋 謙輔(たかはし けんすけ)/ 野口 博史(のぐち ひろふみ)/ 山登 庸次(やまと ようじ)/ 清水 雅史(しみず まさふみ)

    NTTネットワークサービスシステム研究所

    背 景

    現在、サービス提供事業者は、サービス提供の際にサービスごとにモノ(デバイス)とアプリケーションを自前で用意しています。今後は、IoT(Internet of Things)、AI(人工知能)を活用した多様なサービスを、さまざまな事業者や産業から提供されるモノとアプリケーションをつなげて提供できる時代が到来すると考えています(図1)。そのような時代では、必要なモノ・アプリケーションを必要なときに必要なだけ容易に利用できるICTプラットフォームが求められると想定しています。NTTではめざす世界の実現に向けて、ICT/ネットワークリソース・サービスの連携技術の研究開発に取り組んでいます。
    将来像の実現に向けては、既存の連携機能の持つ一括構築能力だけではなく、サービスやユーザの多様化や扱うデータの増加などに柔軟に対応できる連携機能の仕組み(アーキテクチャ)とそれを支える高度な保全機能が技術的ポイントになると考えています。より高度なサービス提供に向けては、サービス提供者・利用者の要件にマッチする最適な組合せの提供、利用状況・環境に最適なサービス実行環境の提供など、AI技術を活用したインテリジェントな機能が必要になると考えています。

    図1 ICTプラットフォームの将来像と実現のための技術的ポイント
    図1 ICTプラットフォームの将来像と実現のための技術的ポイント

    柔軟化・自動化技術への取り組み

    カタログドリブンオーケストレーションとオペレーションモデル

    クラウドファーストの動きを受け、サービス事業者がスムーズにサービス開発サイクルを回すために、自社ですべての開発を行うのではなく、API(Application Programming Interface)として公開されている他社のリソースや機能を組み合わせて新しいサービス(連携サービス)をつくる動きが広がっています。…

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