更新日:2019/04/01
※記事本文中の研究所名が、執筆・取材時の旧研究所名の場合がございます。
村上 友規(むらかみ ともき)†1/ 大槻 信也(おおつき しんや)†1/ 林 崇文(はやし たかふみ)†1/ 鷹取 泰司(たかとり やすし)†1/ 北村 和夫(きたむら かずお)†2
NTTアクセスサービスシステム研究所†1/ NTTサービスエボリューション研究所†2
野生鳥獣による農作物への被害は、年間200億円前後で推移しており、特にイノシシとシカによる被害額は全体の約80%を占めています(図1)。加えて、これらの被害は営農意欲の減退や耕作放棄といった二次被害も引き起こしており、数字として表れる以上に深刻な社会問題となっています。このような鳥獣被害の対策として、ICTを活用した侵入検知・侵入防止・捕獲・追い払いなどの検討がさまざまな機関で活発に行われています。NTT研究所では、その中でも侵入検知に向けた電波を活用したセンシング技術に注目をしています。
電波はスマートフォンを代表とするモバイル端末などへの通信媒体として、移動通信システムや無線LAN(Local Area Network)システムで幅広く利用されています。…