更新日:2019/04/01
奥田 兼三(おくだ けんぞう)/ 弘田 武志(ひろた たけし)/ 石塚 美加(いしづか みか)/ 金子 康晴(かねこ やすはる)/ 安川 正祥(やすかわ せいしょう)
NTTネットワーク基盤技術研究所
NTT研究所では、5G・IoT(Internet of Things)本格時代を見据え、ネットワーク運用のさまざまな段階において発生する変化に柔軟に対応することが可能なアーキテクチャの具現化をめざし、技術検討を進めています。
本稿では、次の2つの技術について紹介します。
ネットワークの最適設計技術は、通信需要の増加等に伴う長期的(数カ月~数年程度)なネットワークの状態変化に対応して、最適な設備投資検討、装置の配備方針検討、ネットワークトポロジ検討を行う技術です。従来、これらの検討は、高いスキルと経験を持った運用者により行われてきました。しかしながら、今後の人口減少、社会の変化に対応した柔軟なネットワークを持続的に提供していくためには、これらをAI(人工知能)等のデータ分析技術により高度化、スキルレス化していくことが課題となってきます。
この課題を解決するために、NTT研究所では、実際の設備データを活用した①設備利用状況の変化の可視化・予測、②設備利用効率の改善ポイントの分析、③ネットワーク構成案と設備配備案の最適化の高度化・スキルレス化に取り組んでいます(図1)。
NTT R&Dフォーラム2018(秋)では、伝送網を対象に、最適設計技術のコンセプト、ならびに設備利用状況の変化の可視化・予測、設備利用効率の改善ポイントの分析について展示しました。
クラウドネイティブSDx制御技術はクラウドとネットワークを連携させたサービスの提供において、サービスの即時提供、保守運用の自動化を実現するための技術として次のような検討を進めています。…