概要
NTTでは通信用の光スイッチとして、可動部を有さない導波路型の光スイッチの研究開発を推進しています。
これまでは特定の波長帯域でしか動作できませんでしたが、長年にわたって培った設計技術を駆使することで、オールフォトニクスネットワークに適する広い波長帯域で使用できる光スイッチを実現しました。
背景・従来課題
長距離の光通信では、CバンドとLバンドと呼ばれる波長帯域が利用されています。
今後、光通信をさらに大容量化するためには、より広い波長帯域を活用する必要がありますが、これまで光スイッチは特定の波長帯域でしか動作しなかったため、波長帯ごとにデバイスを用意する必要があり、装置の大型化や高コスト化の問題がありました。
本技術のアドバンテージ
- 300nmを超える広帯域で動作
- 可動部を有さない導波路型の光スイッチ
利用シーン
- ネットワーク分野:コアネットワークやメトロネットワークの光ルーティング
解説図表
用語解説
Sバンド
Short-wavelength-band:1460-1530nm
Cバンド
Conventional-band:1530-1565nm
Lバンド
Long-wavelength-band:1565-1625nm
担当部署
デバイスイノベーションセンタ 信号処理デバイスプロジェクト