更新日:2014/03/18

    高信頼性・保守運用性を実現する技術開発次世代イーサネット技術NTTアクセスサービスシステム研究所

    概要

    次世代イーサネットサービスの提供に際し、イーサネットリングプロテクション、イーサネットOAM、アクセス冗長の各技術による冗長構成における高速切替と故障検知技術及び上記3技術と連携した、エンド・エンドの一元管理・試験・監視を実施可能とするNWオペレーション技術を開発し、本サービスの高い信頼性、保守運用性を実現しました。(成果提供・事業導入済み)

    本技術のアドバンテージ

    • イーサネットリングプロテクション:リング型NWにおいて、故障時に自律復旧を実施。ループ故障を発生させない切替方式により、信頼性を向上
    • イーサネットOAM:イーサネットにおいて、VLAN毎に常時監視、故障切り分け、性能測定を実施し、保守運用性を向上
    • アクセス冗長:アクセス区間において、回線を二重化し、故障時に高速に切替を実施することで、信頼性を向上
    • NWオペレーション:上記の3技術を活用したネットワークにおいて、エンド・エンドの一元管理・試験・監視を実施

    解説図表

    技術解説

    イーサネットリングプロテクションは、リング型NWにおいて故障が発生した場合に、サイレント故障やループを発生させずに経路切替を行うことで、通信を保護する技術です。
    イーサネットOAMは、NW内に制御フレームを送受信し、(1)故障の検出、(2)故障箇所の特定、(3)導通経路の確認、(4)遅延性能の測定 を行い、NWの保守運用性を高める技術です。
    アクセス冗長は、お客様拠点からL2スイッチまでのアクセス回線を二重化することで、NWの信頼性を向上させる技術です。故障発生時には、お客様の通信経路を正常なアクセス回線に高速切替することができます。
    以上の3つのNW技術とそれを運用可能とするNWオペレーション技術を開発し、高い信頼性・保守運用性を実現しました。

    用語解説

    イーサネットOAM
    Operation, Administration and Maintenance

    1. イーサネット網の保守・管理機能
    2. ITU-T(国際電気通信連合電気通信標準化部門)が国際勧告「Y.1731」として標準化
    3. IEEE802委員会が「IEEE802.1ag」として標準化

    リング型NW
    L2スイッチがリング状に接続されたネットワーク

    ループ故障
    リング型NWにおいて、同じフレームがループ状に配送される事象であり、本故障が発生した場合は、NWリソースが浪費されてシステムダウンとなる。

    担当部署

    NTTアクセスサービスシステム研究所 光アクセス基盤プロジェクト

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