「Another Me」技術を活用した実証

「Another Me」技術を活用した実証

Another Meの有効性を検証するために、ユースケースとして想定している役者さん等の表現活動の拡大や人間関係作りの支援等にAnother Me技術を適用した実証を進めています。

「声」×「ふるまい」:歌舞伎役者 中村獅童さんのAnother Me

「本人性」の中でも「外面」の一部である「2)声」、「3)ふるまい」の技術の結合を始めています。歌舞伎役者 中村獅童さんの演技をAnother Meとして高精細に表現し、超歌舞伎2022にて検証を行っています。

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報道発表資料:「NTT の Another Me 技術でコンピュータが再現した中村獅童の「獅童ツイン」が「超歌舞伎 2022 Powered by NTT」の舞台に初登場」

「価値観」&「話すこと」:自分の分身がメタバース空間でも活躍して関係構築を支援してくれる新たなメディア

メタバースが普及するにともない、人の空間的な制約からは大きく解放される一方、時間的な制約は残ったままでした。そこで、Another Me構成技術を活用し、行動履歴等からその人の価値観を抽出し関係構築しやすい相手を探すことができるシステムや、自分がメタバース空間にいない時も自分の代理として応答をしてくれるペット型キャラクターを構築し、NTT docomoが実証を進めているメタバース空間「MetaMe」内で有効性の検証を行っています。

報道発表資料:「人との繋がりを生み出す次世代アバターUX技術の開発 ~NTTドコモが技術提供するコミュニケーションサービスMetaMe™に人デジタルツイン技術を試験実装~」