酸化物における磁性ワイル半金属状態の実現 | |
GeMnグラニュラー薄膜における磁気抵抗の解明 | |
CoFe2O4の磁気的デッドレイヤーの起源を解明 | |
機械学習を活用した高効率スペクトル測定 | |
ダブルペロブスカイト絶縁体Sr3OsO6における1000 K以上での強磁性 | |
機械学習援用分子線エピタキシーによるSrRuO3薄膜の高品質化 |
強磁性金属酸化物SrRuO3の世界最高品質薄膜を機械学習援用MBE法により作製し、その磁気伝導特性を調べることで、 磁性ワイル半金属状態で出現するワイル粒子に特有の量子的な電気伝導特性を世界で初めて観測した。 SrRuO3は酸化物における世界初のワイル半金属となるため、酸化物材料の研究へ新機軸を提示するとともに、 磁性体中のワイル粒子に関する基礎物理の研究発展へ寄与すると期待される成果である。
K. Takiguchi, Y. K. Wakabayashi* (co-first), et al.
Nature Communications 11, 4969 (2020).
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