TsuKuBa 年史-TsuKuBa History -

  • TsuKuBa年史ホーム
  • 技術一覧
  • 年表

多地点データ集信型衛星通信システム技術

2009年(平成21年)

  • 文字サイズ
  • 小
  • 大

多地点データ集信型衛星通信システムは、衛星通信の広域性と耐災害性の特徴を生かし、多数の観測局が送信する気象や災害等に関わる観測データを、衛星経由で集信局に集める(集信する)衛星通信システムであり、限られた周波数帯域により数万局の観測局を収容するシステムを実現するため、次の技術を開発しました。

  1. 観測局からの信号を帯域幅や周波数を変化させながら衛星中継器上に隙間なく配置する技術
  2. 動的に配置された信号を一括復調する技術
  3. 高精度な周波数同期により周波数誤差を削減する技術

また、提案システムの実現性を確認するため、プロトタイプの開発、実衛星回線を使用した実証実験を行い、所望のデータ集信を正常に行えることを確認しました。

多地点データ周信型衛星通信システムの概要

図 多地点データ周信型衛星通信システムの概要

PAGE TOP