地理的条件や経済的条件などの理由で光伝送路のみのループ化、2ルート化が困難なエリアに対して、光伝送路との共存補完により地域伝送路網を経済的に構築できる11GHz帯大容量デジタル無線システムを開発しました。
伝送容量は無線1システム当り155.52Mbit/sで、適用する無線区間の局舎やアンテナ設置形態などにより最大22システムまで対応可能な大容量タイプと最大8システムまで対応可能な中容量タイプがあります。大容量タイプのシステム構成例を図に示します。
インタフェースはSDHのほか、ファーストイーサ並びにギガビットイーサインタフェースも提供でき、1Gbit/sフル伝送も可能となっています。