NTTは、ワイヤレスIPアクセスシステム(WIPAS)のグローバル展開を進めています。
アクセスサービスシステム研究所では、この一環として、2011年3月に、チリ鉱山にて、トリプルプレイ対応の新WIPAS(最大伝送距離:P-Pで7km、P-MPで2km)を使用して次の実証実験を行いました。
- 基本伝送実験:粉塵環境下、距離3kmでの基本伝送特性の試験を行い、粉塵の影響なく、良好な伝送特性と安定したアプリケーション動作(HD動画伝送を1日連続運用)が行われることを確認しました。
- 長距離伝送実験:P-P区間を延長しながら、変調方式と伝送速度を検証し、9kmまで64QAM変調(180Mbit/s)で、18.4kmまでQPSK変調(60Mbit/s)で伝送可能であるという結果が得られました。