WIPASステップ1を基に、伝送速度を2倍として、さらに装置を小型化したWIPASステップ2を開発しました。
ステップ2はステップ1に比べ、変調方式としてQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)のほかに16 QAM(Quadrature Amplitude Modulation)も採用して、伝送速度を2倍(80Mbit/s、イーサネットフレームレベルのデータ伝送速度は最大46Mbit/s)にしました。
また、加入者局の装置を一体型とすることで、大幅な小型・軽量化を実現しました。
さらに、P-Pモードを追加し、他のワイヤレスシステム(公衆無線L A Nサービス等)の基地局へのエントランス回線としても利用可能としました。
WIPASステップ2は、2003年7月に福島県原町市に市民アクセス網として導入され、同年11月にNTT東西よりBフレッツサービスのメニューの一つとして導入されました。