配線設計技術は、通信ビル/DCビル床下空間のケーブル敷設数とケーブル種別等の『配線情報』からケーブルの積上げ量を推定し、床下気流空間が確保できないフロア内のエリアが生じた場合には、そのエリアを通らない配線ルート設計を実施する技術となります。積み上げ量の推定には、ケーブルを積み上げることによる膨張係数、ケーブル敷設幅、ケーブル敷設本数を変数とする推定式を使用します。この設計技術の有効性を2重床吹出式の機械室の模擬環境で検証を行い、従来の配線形態よりも空調効率が良いことを確認しました。さらに、設計稼働面での効率化を目的として、本配線設計技術をソフトウェア化した自動配線設計ツールを開発しました。
エコな光配線を実現する次世代所内光配線技術
- オプティカルファイバアクセス技術 >
- 光設備管理・運用・保守技術 >
- エコな光配線を実現する次世代所内光配線技術