TsuKuBa 年史-TsuKuBa History -

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小規模ビル用ファイバセレクタを用いた光線路試験システム

2009年(平成21年)

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大規模ビルへは、遠隔からの定期点検が可能†でしたが、光加入者増大により小規模ビル(ルーラルエリア)へも作業者の派遣なしで定期試験ができるシステムが必要になりました(図1)。

定期試験の現状

図1 定期試験の現状

このため小規模ビル用ファイバセレクタ(15心)を用い遠隔自動で定期試験を行う光線路試験システム(図2)を開発しました。
これにより、小規模のユーザへも遠隔から定期試験が可能になりました。

光線路試験システムを使った小規模ビルの定期試験

図2 光線路試験システムを使った小規模ビルの定期試験

このシステムは2009年から事業導入されています。


†:大規模ビルではIDM(Integrated Distribution Module)と呼ばれる配線架内に光試験装置(OTM:Optical Testing Module:最大収容心数12,000心、心線選択制御装置最大接続数/20台)とファイバセレクタ(FS:Fiber Selector)から成る光線路試験システムがあります。

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