FTTH加入者の増加に伴い光設備の効率的な運用が重要になったため、サービスの開通(SO)工事における現場にあるスプリッタ下部心線の現用・非現用を確認するための架空光配線設備識別技術を開発しました。
現用回線では光線路の終端付近にインサービス試験光(1650nm)遮断フィルタが設置されており、所外光スプリッタ下部地点においてそのフィルタからの反射光の有無(参照用光の1625nmと比較)を確認することで、該当光ファイバ心線が現用か非現用かをその場で判別できるようにしました。
現用・非現用確認ツールは、2010年に事業に導入されています。