基盤設備の老朽化や保守、技術者の減少が進む中、基盤設備業務の情報を効率的に取得・蓄積し、簡易な検索・集計ができる技術が求められています。
そこで、アクセスサービスシステム研究所では、基盤設備業務の現況調査、記録、分析に係わるデータを管理する基盤設備DB(データベース)マネジメントシステムを開発しました(図)。
本システムは、(1)データベースのデータ構造定義機能と検索機能を使用した非定型データ管理機能、および(2)設備の位置・種別情報を組み合わせてIDを生成・付与する絶対ID機能、を持ち、次の特徴を有しています。
・点検補修データおよびその履歴を管理するデータベースへ容易に項目追加が可能
・設備を特定可能な情報から生成したIDをデータに付与することにより、各データ間の強固な結合が可能