お客様ビル構内光配線向けに、MDF・IDF等の既存設備の空スペースを利用した「Dキャビネット」を開発しました(図)。
開発にあたっては、設置時の光ファイバ心線接続との余長収納作業の短縮、故障発生時の切り分け作業の容易化、省スペース化のための、コネクタ化(FAコネクタソケットストレート)、取扱性を向上させたコード化(素線収容無し)、機能(成端・スプリッタ等)ごとのモジュール化(必要な物品を選択)などを図りました。
成端モジュールは、接続点のコネクタ化と素線作業を不要にするコード化により、光ファイバ素線の収納の必要がなくなり施工性が向上しました。その分岐数には4、8、32があり、FAもしくはSCコネクタ付きコードから選べます。