光加入者線路における地下ケーブルと架空ケーブルの接続個所(き線点)では、光ファイバテープ(テープ心線:4心単位もしくは8心単位)単位で架空ケーブルの各方面へ接続するため、心線利用効率の低下が問題になりました。(図1)
これに対し、テープ心線を単心線に変換するモジュール(FO[Fun Out]モジュール)と、単心線接続部分の作業性向上を図る単心コネクタ付きコード(FOコード)の開発により単心ジャンパリングの導入を可能としました。
さらに、導入を容易にするため、既設架空クロージャ内の空き部分に必要機能(モジュールベース、FOトレイ、保留コネクタ収納箱)を配置しました(図4)。