TsuKuBa 年史-TsuKuBa History -

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光アクセス系の光配線法

2006年(平成18年)

増大する光サービス需要の対応には、計画段階から経済性に配慮して開通工事の効率化を図る光配線設計技術が重要になります。光配線法により、設備管理単位などをあらかじめ最適設定することで効率的な設備構築、運用・管理を行うことを可能とします。


・配線ブロック(図1)

配線ブロック

図1 配線ブロック

NTTビル外の8分岐光スプリッタのカバーするエリアが配線ブロックで、その規模は需要対応で決めることになります。
少ない需要時には配線ブロックを大規模に設定すると光スプリッタの収容率が上がり使用効率が高くなります。
多い需要時には小規模に設定すると、架渉するドロップ光ファイバ長が短く経済的となります。


・架空配線構成(図2、3)

架空配線構成

図2 架空配線構成

コストイメージ

図3 コストイメージ


従来のドロップ光ファイバを使用した配線構成では需要数が少ない場合に低コストでしたが、新たなケーブルとドロップ光ファイバを組み合わせた構成では、需要数が多くなる大量導入時に低コストになります。
この新たな構成を開発し、事業導入しています。

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