架空区間に設置する所外光スプリッタの増加に従い、既設・新設の架空光クロージャへのスプリッタ搭載数拡大が要望されていました。
これに対して所外光スプリッタ搭載数の拡大により、架空設備の輻輳回避および設備コストの削減が可能な新たな架空光クロージャを開発しました(図)。
光スプリッタ搭載数を4から8へ拡大するため、空きスペースの有効活用と、体積比40%の小型所外光スプリッタの開発を行いました。また、配線ケーブル接続数の拡大のため、現行の配線ケーブル接続ケースと同等サイズで16接続可能な新配線ケーブル接続ケース(2層構造)を開発しました。
現行の架空光クロージャの空きスペースを有効活用し、最大8個の所外光スプリッタが搭載可能となり、しかも現行と同等の作業性を実現しました。