TsuKuBa 年史-TsuKuBa History -

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簡易布設が可能な光ケーブル

2013年(平成25年)

■8心光ケーブル
分岐ルートなどの散在需要に対して、従来のドロップ光ファイバ程度に細径化した新8心光ケーブルを開発することにより、張線工具の不要な電柱スパン間架渉を実現しました(図1)。
細径軽量化により従来の8心光ケーブルと比較し物品コストの低減が見込めるとともに、従来のドロップ光ファイバ並みの布設工程で布設が可能となるため、8心光ケーブル区間における構築コストの低減が見込まれます。
また、ケーブル施工では専用のアタッチメントを使用することで、従来の工具による施工が可能です。

8心光ケーブル(8IF-DZケーブル)

図1 8心光ケーブル(8IF-DZケーブル)

■24心光ケーブル
細径軽量な24心光ケーブルを開発しました(図2)。本ケーブルは、DFケーブル用外被分割ツールを用いて外被分割可能であり、現用回線に支障を与えず心線を取出すことが可能です。また、弛み付き構造によりクロージャの後設置も可能としました。

24心光ケーブル

図2 24心光ケーブル

■簡易接続機構
簡易に24心光ケーブル相互接続が可能な簡易接続機構を開発しました(図3)。ケーブルの両端に接続機構を工場付けすることによって、現場では組立作業のみを実施すれば良いため短時間でケーブルを接続することが可能です。また、ケースサイズ及び構成部材を最小化する事により質量700g以下を実現しました。

簡易接続機構

図3 簡易接続機構

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