TsuKuBa 年史-TsuKuBa History -

  • TsuKuBa年史ホーム
  • 技術一覧
  • 年表

通信設備の地震時機能性評価技術

2009年(平成21年)

NTTグループでは、予期せぬ大規模災害に備え、「通信ネットワークの信頼性向上」、「重要通信の確保」、「サービスの早期復旧」を災害対策の基本方針として、さまざまな対策に取り組んでいます。

アクセスサービスシステム研究所が開発した耐震性評価技術(図)は、過去の設備被災履歴を分析し、地震の大きさや地盤の安定性、設備種別の組合せから、今後想定される地震時における設備の被災状況を統計的に予測し、計画的な設備整備に役立てる手法で、現在、NTTの所外設備の計画系システム(MARIOS)のアプリケーションの一部として事業導入・運用されています。

耐震性評価技術の概要

図 耐震性評価技術の概要

アクセスサービスシステム研究所では、さらに、既往地震被災状況の再分析による被災率表の見直しと、GIS(Geographic Information System)技術を用いた公的機関発表情報の活用により、シミュレーションの精度向上と効率化を図り、検討時間の大幅な短縮を可能にしました。

PAGE TOP