マンホールの劣化過程におけるコンクリート内の鉄筋の腐食進行に着目し、劣化予測の検討を行いました。現地調査等により、鉄筋の腐食進行速度を明らかにしたことで、点検時に発見すべき劣化状態(補修ポイント)を定めることができました。その補修ポイント以降の劣化を確実に補修するというルールのもと、点検周期を10年程度に設定しても劣化進行はリスク管理水準には達しないことが判明しました。結果として、点検周期を現行の5年から10年へ延伸が可能となりました。
マンホール維持管理手法(STEP2:点検周期の最適化)
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