NTTでは、安全なコンクリート柱(CP)の維持管理のために、定期的なコンクリート表面のひび割れ検査を入念に行っています。
その現場では機械によるひび割れ検査の自動化が望まれていますが、機材の入手しやすさや作業の簡易さという観点から、デジタルカメラで構造物を遠隔撮影し、その画像からソフトウェアによってひび割れの自動検知を試みるというアプローチが有力となります。
アクセスサービスシステム研究所では、遠隔撮影したコンクリート柱の写真から、支障物除去アルゴリズムとひび割れ検知アルゴリズムを採用して微細なひび割れを検知する(図)画像処理技術を開発しました。