アクセスサービスシステム研究所では、マンホールの強度を高めるため、技術の発展の著しい新素材のマンホール首部への適応を検討してきました。
この検討結果をもとに、新素材「超高強度繊維補強コンクリート(UFC)」等をマンホール首部構造へ取り入れ、長期的な安全性・信頼性の向上を実現しました(図)。
超高度繊維補強コンクリートは、セメントを基材として、珪砂、反応性微粉末などで構成され、専用減水材および鋼繊維を用いることで、普通コンクリートに比べ格段に高い強度、緻密性、靭性などを持つという特徴があります。
既設大型鉄蓋からテーパ型鉄蓋への取替工事において、コンクリート首部の物品に、開発された「高強度築造ブロック」と「受枠アダプタ」が適応されます。
これらの物品は、2007年度から事業導入されています。