TsuKuBa 年史-TsuKuBa History -

  • TsuKuBa年史ホーム
  • 技術一覧
  • 年表

とう道の任意の位置からケーブル分岐を行うSTIC方式

  • 文字サイズ
  • 小
  • 大

STIC方式(Shield Tunnel Interfaces with Conduits)は、シールド式とう道の任意の位置からケーブル分岐を可能にするための接続技術です。
従来、シールド式とう道のケーブル分岐点は、約700m間隔の立坑に限定していましたが、STIC方式により必要な箇所での効率的な管路分岐が可能となりました。

これにより、従来の立坑から管路分岐する方式に比べて経済化が図れるとともに、ケーブルのとう道への収容により信頼性が向上しました。

さらに、STIC方式には、次のような特徴があります。

・シールド式とう道の有効利用

・近接立坑に比べて経済性の向上と工期の短縮が可能

・道路の使用時間が制限されている市街地などでも施工可能

・とう道の土被りが30mでも十分な削孔精度を実現

・優れた耐震性を実現

STIC方式

図 STIC方式

PAGE TOP