TsuKuBa 年史-TsuKuBa History -

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部品化技術を適用したアクセスシステムアーキテクチャ(FASA)

2016年(平成28年)

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将来の社会インフラを支えるために、アクセスネットワークに対する帯域・遅延・信頼性などの多様な要求に対応し、迅速にサービス提供可能なアクセスシステムアーキテクチャ(FASA:Flexible Access System Architecture)の実現に取り組んでいます。現在までにFASAの要件をまとめ、白書を発行しました(※)。白書を基に、海外キャリア・内外ベンダと協力して国際標準化を含むアクセスネットワーク装置の共通仕様化を推進しています。
※FASAホワイトペーパー:http://www.ansl.ntt.co.jp/j/FASA/index.html

(1) 研究背景
光コラボレーションの進展に伴い、多様な要求に応え、新たなサービスの提供を可能とするアクセスネットワークが求められています。一方で、従来のアクセスネットワーク装置はサービス毎に専用設計されていたため、新たなサービスの提供は、装置入替も含め大掛かりなものとなっていました。

FASA研究開発のポイント

FASA研究開発のポイント

(2) FASA概要
FASAは、以下を実現するための新たなアクセスシステムアーキテクチャ、及びそのコンセプトです。

  1. 部品化技術(機能のソフトウェア部品化と、ソフトウェア部品化が困難な機能(伝送機能など)の外付モジュール化)をアクセスシステムアーキテクチャに適用
  2. 部品の組合せや入替により、同一ハードウェアで多様なサービス要求/伝送方式に対応
  3. オープンな共通APIにより、部品再利用を可能にし、新規開発における期間の短縮とコストの削減を実現

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