FTTHはお客様宅までの光化ですが、メタル並み設備コストを実現するために通信系サービスのみをターゲットとして、お客様側にメタル部分を含む光アクセスシステム(FTTB/C)をπシステムとして開発しました。
πシステムは、NTT ビルに設置される光加入者線端局装置(OLT)と、お客様近傍の電柱などに設置される光加入者線終端装置(ONU)から構成されます。ONU には屋外集合型(マンション壁面や地上設置キャビネット)、屋内集合型、および1.5Mbit/s 系サービス用個別型の3 タイプがあります。
OLT は、1 架で最大7,680 加入(アナログ電話換算)を収容でき、高度化EOS(ESS Operation System:交換機保守支援システム) でのコマンド・メッセージによる監視・制御を可能としています。
πシステムは1998年3月商用導入され、1998年度に全国展開されています。