• 2025年7月14日

    つくばフォーラム2025に見るアクセスネットワークの研究開発

    本特集では、2025年5月15~16日に「世界を変える価値創造を 持続可能な社会を支えるアクセスネットワークへの挑戦」をテーマに開催された「つくばフォーラム2025」で発表されたIOWN (Innovative Optical and Wireless Network)の実用化に向けた取り組み、および最新のアクセスネットワーク技術について紹介する。

  • 2025年7月14日

    古くて新しい課題「共通基盤」を、最先端技術を活用して解明し、コンピュータと人のコミュニケーションに挑む

    人と人のコミュニケーションにおいて、共通の話題・前提条件・認識等の「共通基盤」が一致しているときにお互いに理解し合えてコミュニケーションが成立します。共通基盤を構築することができれば、コンピュータと人のコミュニケーションもより円滑になります。共通基盤の概念は古くからありましたが、人の認知と深く関連することもあり、いまだに解明されていないことも多々あります。それを1つひとつ解明していくことで、共通基盤構築のプロセスを実現することが可能となります。こうした共通基盤を、生成AI(人工知能)等を活用して解明し、コンピュータと人のコミュニケーション実現に挑む、NTT人間情報研究所 東中竜一郎客員上席特別研究員に、古くて新しい課題に取り組む姿勢と「失敗ではなく成功しなかっただけ」という考え方を伺いました。

  • 2025年7月14日

    無線通信システムの高速・大容量をめざして、テラビット級無線伝送技術の実用化へ

    5G(第5世代移動通信システム)から6G(第6世代移動通信システム)への発展、AI(人工知能)、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)などのさまざまなサービスの普及に伴い、2030年代には無線通信システムのさらなる大容量化が必要となります。こうした将来の無線通信量の爆発的な増加需要に備え、NTTが独自に研究、開発しているのが、「OAM(Orbital Angular Momentum)多重伝送技術」と「MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)技術」を融合させて、従来を凌駕する無線通信システムの大容量化を実現する「OAM−MIMO多重伝送」です。今回はこのテラビット級無線伝送を可能にする「OAM−MIMO多重伝送技術」のトップランナーである笹木裕文特別研究員にお話を伺いました。