家庭まで光ファイバ(光部品その1)

光ファイバを利用した光通信を行なうためには、電話やファクシミリ、パソコン等の電気信号を光信号に変えたり、光信号を電気信号に戻したりする光部品が必要になります。
前回の図「光通信の原理」では、これらの光部品を「半導体レーザ」や「受光器」として紹介しました。電気信号を光信号に変換するのが「半導体レーザ」の仕事で、光信号を電気信号に変換する仕事を行なっているのが「受光器」ということになります。

半導体レーザは、CDやDVDプレーヤーなどでCD-ROMやDVD等の光ディスクから信号を読み取る部分に使用されていますので、最近では身近な存在となっています。
一般的に半導体というと光ファイバの原料の一部にも利用されているシリコン(Si)を連想されると思いますが、半導体レーザに利用されている材料は、AlGaAs、InGaAsPなど、多元混晶といわれるものが利用されています。

すっかりお馴染みとなった「レーザ」という言葉ですが、これは "Light amplification by stimulated emission of radiation" の頭文字を取って「LASER」としたもので、研究社の英和中辞典によると「分子[原子]の固有振動を利用して光を放出させる装置」となります。
「レーザ」という言葉は、レーザの発光原理をそのまま示した英語の略語としているので、非常に難解な言葉となっています。