可視光のレーザが一般に使われるようになり、それを用いたピコプロジェクタや網膜描画型の表示デバイスが提案され始めています。特に発光効率の高いレーザを用いることで、小型でコンパクトな光源の実現が見込まれ、様々なモノや場所にプロジェクション機能を実現できる可能性があります。このような光源を実現するためには、ミラーやレンズを無くした超小型の光学系(光回路)が求められます。
NTT先端集積デバイス研究所では光通信で培った光回路技術により、可視光を自由に操ることで超小型の3色光源を実現しました。これにより、どこにでも・なににでもつけられるような小さな光源として、あらゆるモノに光による表現力をあたえるなど、表示デバイス技術の未来に貢献します。
波長合波機能を光導波路技術により集積化した超小型RGBカプラ技術により超小型の光源を実現可能とします。
どこにでも・なににでもつけられるような超小型の光源を実現します。「モノ」に表現力を与えることで、IoT(モノのインターネット)技術等をさらに進化させます。