私たちは、画像、音、テキストといった種類の異なるメディア情報にまたがる情報処理の研究を進めています。これをクロスモーダル情報処理と呼ぶことにします。クロスモーダル情報処理のポイントは、複数種類のメディアデータが対応づけられている共通の場所である「共通空間」を作ることです。これにより、これまでには無かった新しい機能を実現できる可能性が示されつつあります。異種メディア間の新たな変換(例えば音からの画像生成)や、メディア情報に含まれる物事についての概念獲得などです。本講演ではその最新の研究成果を紹介します。
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