ICTの進歩に伴い大規模なデータが利用可能になっています。中でも、データ間のつながりをグラフ構造として表現し,解析する技術が盛んに研究されています。NTTでもグラフマイニングエンジン「Grapon」の研究開発を行ってきました。本研究では特に大規模なデータからL1グラフと呼ばれるグラフ構造を高速に計算するアルゴリズムに取り組みました。このアルゴリズムを用いることで大規模なデータを短時間で処理することが可能となり、データに潜んだ関係性を素早く見つけ出すことができるようになりました。大規模なデータに潜む関係性を高速に求めることでデータに基づいた推薦・予測・理解などに活用できます。
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