つくばフォーラム2025
世界を変える価値創造を 持続可能な社会を支えるアクセスネットワークへの挑戦
世界を変える価値創造を 持続可能な社会を支えるアクセスネットワークへの挑戦

安藤ハザマは、ローカル5Gの現場適用性の現場実証を積極的に進めるとともに、次世代通信技術IOWNグローバルフォーラムに参画して建設工事ユースケースを提唱するなど、高度情報通信基盤の充実化をめざし活動しています。
動画やスライドショー、ポスターによる技術展示
ローカル5Gの工事現場実証の模様や、IOWNグローバルフォーラムで提案した建設ユースケースを、動画やポスターにて紹介する。
【スケジュール】
/ 株式会社フォルモントホールディングス
/ 株式会社東設土木コンサルタント 
東京電力PGでは、TCCと連携し、狭隘な条件下における洞道の撮影および画像化、変状検知AIなどの設備点検の技術開発を推進している。その技術開発の内容や検証結果、関連する画像調査・点検技術を紹介する。

防災科研「自然災害のハザード・リスクに関する研究開発プロジェクト」では、災害に対して適切な意思決定ができる社会の実現に向け、科学的知見に基づく自然災害のハザード・リスク評価に関する総合的な研究に取り組んでいます。
将来の災害を予測し、備えるために
国立研究開発法人防災科学技術研究所(防災科研)「自然災害のハザード・リスクに関する研究開発プロジェクト」では、社会を構成する各主体が災害に対して適切な意思決定ができる社会の実現に向け、科学的知見に基づく自然災害のハザード・リスク評価に関する総合的な研究に取り組んでいます。本ブースではプロジェクトが取り組む最新の研究内容について紹介します。
【スケジュール】
道路橋の撮影画像から数年後の劣化進行を予測した設備画像を生成するAIについて紹介します。このAIはあらかじめ学習した画像データと設置場所の環境情報(気温・降水量等)から道路橋の鋼材部に発生した腐食の経年変化を予測し、腐食が進行した様子がわかる画像を生成することができます。このAIを活用することで、現在、一律周期で実施している点検頻度の見直しや補修計画の最適化等が行え、保全コストを縮減できます。
熊谷市さまとNTTグループが共同実験を行っていたドローンとAIを活用した道路橋の検査システムについて紹介します。このシステムはドローンによる撮影画像からAIが鋼材に発生した腐食を検出し、さらに腐食の深さを推定します。これにより、画像から腐食による鋼材厚の減少量が把握できるため、道路橋の耐力計算が可能になり補修時期の最適化が可能で保全コストを削減できます。
社会的に注目を集めている道路陥没は、老朽化した地中埋設管の損傷や地下鉄の掘削工事に伴う土砂の流出等により、地盤が緩み空洞が生じることで発生します。事前に空洞を発見するために、現在は地上から地盤の空洞調査をしています。しかし、従来の電磁波による地中レーダ探査では、約2m以上の深さの探査が原理上不可能です。そこで、地盤を透過する宇宙線(ミューオン)を用いた計測技術を確立することで、約2m以上の深さの探査も可能となります。現状の取組のご紹介と検証で使用している計測器によるデモを行います。
抜け洩れの無い点群MMSの検討及び3Dモデル化技術の最適化と活用について、NTT点検業務の更なる効率化および他インフラ会社設備点検への適用性の評価結果を展示します。
通信で培った技術を用いて、大規模震災や激甚化する豪雨災害に対し水道・道路などのインフラ設備に対する被災を予測することでプロアクティブな対応を実現する技術について研究開発しております。
今回は、道路被災予測を中心に予測のイメージを視覚的にご紹介します。
近年、ドライブレコーダを用いたインフラ点検が普及し始めていますが、GPSの位置情報では誤差が大きく、データ整理に人手を要するという課題があります。本展示では、ドライブレコーダ画像の正確な設備位置を特定する技術について、デモを用いて紹介します。設備位置情報付き点検画像は、他事業者へもシェア可能であり、社会インフラ全体の点検稼働を削減します。
光ファイバ網を活用し、新たな社会インフラ監視ビジネス領域の獲得を目指す光ファイバ環境モニタリングについて、道路掘削工事検知等の普及への起点となるユースケースを紹介します。人手を介することなく自動でイベントを検知・発報するクラウド上のシステムを展示し、新たなユースケースへの展開をめざします。