MMS (Mobile Mapping System)

計測した空間情報データを所外設備の状態を
面的かつ効率的に把握する技術の研究

NTTアクセスサービスシステム研究所では、電柱・ケーブル等の所外設備の点検業務の高度化を目的とした研究開発を行っております。所外設備の形状・外観を取得するために、MMS(Mobile Mapping System)と呼ばれるレーザスキャナとカメラを搭載した車両(1台)にて計測走行を行います。取得した空間情報データから、所外設備の状態を面的かつ効率的に把握する技術の研究を行っております。

  • 収集した空間情報データについては、通信インフラ設備や他社屋外設備・地物等について自動認識・計測等を行う研究開発のために用います。
  • 撮影した画像は設備の情報抽出に利用し、個人の特定につながる情報には利用しません。撮影した画像を学会・論文発表等において使用する場合は、個人の特定につながる画像は使用いたしません。
  • 上記利用目的の用途が完了後、撮影した画像は速やかに削除します。撮影した画像は、弊社のみで利用し、第三者への提供、公開することは一切ございません。

実施概要図

測量などで利用されている3Dレーザスキャナ搭載自動車(MMS※)を用いて3D点群データを取得する。
得られた3D点群データから設備を3Dモデル化し、NTT設備のみを自動検出、電柱の傾き・たわみなどの構造状態を高精度かつ面的に計測する技術の研究開発を実施している。

※ Mobile Mapping System

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NTTアクセスサービスシステム研究所
アクセス運用プロジェクト 点検診断グループ