端末画面上の任意のアプリケーション上に使い方のヒントとなるノウハウを直接表示することで、必要となる個所、必要な時にユーザの端末操作をナビゲーションできるソフトウェアを開発しました。(図)
本技術の主要機能の概要は以下の三点です。
- ノウハウを自由に直接表示できる
ユーザに必要なヒント情報を自由に記述し、ユーザをナビゲーションできます。また、ユーザの端末操作の動きに追従して、ノウハウを付着して見せることができます。 - 素早くノウハウ作成・編集・共有できる
ノウハウを簡単に作成・編集でき、共有したいユーザに対して展開することができます。 - 既存環境にそのまま導入できる
端末環境を変更することなく、利用可能です。既存アプリケーションの改造は不要です。
また、本技術には以下のA~Cに代表されるように多くの利用シーンがあります。
- 端末画面の項目に説明書きを加える。(効果:マニュアル作成負担の軽減,教育期間の短縮)
- 入力必須や間違えやすいところを注意喚起。(効果:入力漏れや誤り等による手戻り稼働の削減)
- 端末画面の各項目を翻訳して表示する。(効果:外国人ユーザに対する利便性向上)
このように、本技術ではマニュアル作成の負担軽減、ユーザの操作ミス防止による正確性向上、高スキル者から低スキル者への知識継承の促進等が実現でき、業務全体のコスト削減に貢献します。