TsuKuBa 年史-TsuKuBa History -

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次世代イーサネットの中継ネットワークを拡張する技術

2014年(平成26年)

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中継ネットワークにおける収容ユーザ数増加、トラヒック増加に対応するため、ユーザ多重数の拡大、広帯域化(100Gリング)、および“サービス断なし”で広帯域リング(100Gリング)へ移行できる機能を実現しました。

広帯域化技術のイメージ

図 広帯域化技術のイメージ

(1)ユーザ多重数の拡大
IEEE802.1ahで標準化された、プロバイダバックボーンブリッジ(PBB)技術を活用し、従来のプロバイダブリッジ(PB)機能によるユーザ多重数(約4000ユーザ)にくらべ、ユーザ多重数を約10倍(約32000ユーザ)に拡大しています。

(2)広帯域化
従来のインタフェース速度(10Gbps)から広帯域化(100Gbps)の対応をしました。

(3)広帯域リングへの移行機能
サービスを継続しながら、リング間でトラヒック経路を移行することを可能とする機能です。既設の複数低速リング(10G)から、1つの高速リング(100G)への移行をサービス断なし、かつ自動化することで円滑に移行工事を実行可能としました。

上述したユーザ多重数の拡大、広帯域化、および広帯域リングへの移行機能により、中継ネットワークのさらなる回線収容数の向上と、広帯域化を実現し、設備投資費用の削減と広帯域新サービスの提供が可能となります。

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