次世代イーサネットの信頼性を向上させるアクセス冗長技術

アクセス網の回線または通信機器の一部が故障しても、継続して通信できるように運用系と予備系の間の切替えを行うアクセス網の冗長技術を実現しました。(図)

		本技術では、２つの系統（運用系と予備系）のONU（Optical Network Unit）とOSU（Optical Subscriber Unit）をアクセス網に設け、通常時は、ONUとOSUの間の正常性をイーサネットOAMによって常時監視し、アクセス網内での故障が検知された場合は、運用系から予備系へとフレーム転送経路の切替えを自動的に行います。本技術により、回線故障時にわずか1秒ほどで正常な通信経路を確保することができます。
図　アクセス網冗長技術の構成イメージ